嫉妬の11月

女の人に何気無しに触ったり、一緒に楽しそうに遊んでいる彼の一面を知ると、

1人でふつふつとぶつけようのない苛立ちがこみ上げてきて、

その子にはあって自分に欠けている女子としての魅力やチャームポイントをただただ恨んで、

辛くなって心が折れてしまいそうになる。

彼から連絡が来ても冷めた文面で返信したり、逆に平静を装うあまり楽しそうな絵文字を付けたりする。

嫉妬に心を燃やしてしまうと、すぐに時間が経ってしまう。

ーなんであんなに楽しそうに会話してるんだろう。ーそんな遠い場所に遊びに行ったことない。ーあの子はおしゃべりだから話が尽きないだろうし、私なんかといるよりずっと飽きないだろう。ー

本当はこんな穏やかな感じではない。深刻に羨ましく思ってしまう。いや羨ましいというより、うらましい。